朝ドラの主人公の恋人さん、亡くなっちゃった。
最後、生きていたら…って感じで
縁側で家族3人穏やかに過ごしてるシーン
泣いちゃったよ。
思い出して今でもグッとくる。
出産までの9ヶ月間くらいは遠距離だったってことよね。
一時上京するって言ってたのに会いに来れなくなったとき、主人公が泣きながら少し怒る(病床の恋人を気遣い怒るに怒れないけどやっぱり少し怒るみたいな)シーン、わかるぞうと思いながらみてた。
わたしも今の夫と遠距離だったからなあ。
夏休みにこっちに来てくれる予定だったので、その日を楽しみに仕事を頑張っていた。
その頃の仕事が少し暗黒期だったのもあり、ゾンビみたいにあと何日…あと何日…と指折り数えて日々を乗り越えていた。
が、その前日に台風到来。
わたしの住んでいる地域にドンピシャで来ていたので、彼をわざわざ台風の目にご招待する形となる。
彼は、危ないからやめとこうかなムードだったのだが、
どうしても来てもらいたかったわたしは
涙ながらに来てほしい旨をネチネチと述べ
見事快晴の地から狂乱の台風パーリィへと彼を引っ張り上げたのである。
逆パターンもあり、彼の地方で台風が来ていてやっぱり
「危ないからまた今度」と言われたが
「イヤダイヤダ絶対行くゥゥー!!!!」
とゴネまくり
新幹線を始発で出発したこともある。
遠距離中に会えないことが続くと、
純粋に相手の安否が心配になるし
両者を繋ぐ明確なモノがないぶん
ものすごく不安になる。
もし災害があったり、万が一ひとりで部屋で倒れたとしても
すぐに駆けつけられないのが怖くて嫌だった。
だから結婚して一緒に過ごせるようになったときは心底安心した。
朝ドラの会えなくなったシーンは、そんな初々しい気持ちを思い出させてくれた。
夫が健康に生きてくれていて、すぐ近くにいてくれるのは本当にありがたいことだ。
これを当たり前と思ってはいけないな。
今日もありあわせのご飯だけど、ちゃんと目を見て笑いながら話して食べよう。