今日は家で映画をみた。
映画をみるぞと決断するまでやっぱり悩みまくって、悩みながら絶対にやらねばならない掃除、夕食準備、買い出しをしたので消化のスピードが遅くなり、ああ今から出掛けるには少し物足りないな、じゃあ家で映画をみるかとやっと心が定まったものの映画にはお菓子がないとなとそこからまたコンビニに買い出しに走って結局、ラスト5分のところでお迎えの時間になってしまった。
やっぱりこうなるか!
さっさと決めちゃえば良かった!こういうところほんと嫌になる!
まあエンドロールだったのでいいか。余韻がゼロだったのでもう一度みたい。
みたのは「BLUE GIANT」
ジャズに奮闘する18歳男子3人のお話。
夢中になれる何かがある人は幸せだなと思う。
みていて活力をもらった。わたしも何かとことん努力したい!
…SLAM DUNKを読んだときもこう思ったな。それで腹筋を割ったんだった。
ジャズの演奏シーンは彼らのエネルギーが直に飛んでくるような映像表現、音で息を呑んだ。
ジャズはYou TubeでBGMとして流す程度(しかも広告なしのやつを選ぶ)しか聞いてこなかった。作業用なのでゆったりとした曲調で、ジャズはそういうものだと思っていた。けれどこの映画をみてジャズの印象が変わった。
宮本くんの「ジャズは感情の音楽」という表現がぴったり。
一生懸命やれば伝わる、と信じて毎回全力でサックスを吹く宮本くんに胸がじんと熱くなる。伝わりましたよ…
個人的にド素人でドラムを始めた玉田くんに感情移入した。
スリーピースジャズバンドのなかで自分が一番下手だと自覚して、小学生に混じりながらドラム教室に通い、大学を留年するまでドラムを叩き続けた。
そのうちに、ジャズ界の巨匠に「彼は素人演奏だが一生懸命叩いていて好感が持てる」とか
初めてのライブから見守ってくれていたおじいさんから「きみの演奏は良くなっている。ぼくはきみの成長したドラムを聴きに来ているんだよ」と声をかけられるまでに。
玉田………!!!頑張ったな………!!!!
特にこのおじいさんのシーンは、ライブ後に宮本(天才)と沢辺(凄腕)が人に囲まれて腕前を絶賛されているのを遠くから眺めて少し蚊帳の外な感じだったときに
「きみを見ているよ」的な感じでおじいさんに言われたもんだから玉田涙、わたしも涙。
よかったね、よかったね…!!
ジャズの音楽もワクワクするし、彼らの頑張りにも活力をもらって、元気が出た!
次はもっと音大きくしてみよう!
「BLUE GIANT」おすすめです〜